心からの感謝を込めて

日記

今年もあとわずかとなりました。2023年は皆さまにとってどんな一年だったでしょうか?
親子わらべうた協会は、4月23日「子ども読書の日」に船出しました。
このことには実は隠された思いがこめられています。
石川代表のわらべうたに出合う前、おそらくこの協会のメンバーたちにとってさえも、
わらべうたやてあそびは、子どもたちを集中させるための「道具」でした。ただただ、
こちらに向かせるためのツールだったと思うのです。
でも、わらべうたが子どもたちの「聞く耳を育てる」ーこのことを知ってから子どもたち
へのおはなし会や親子への向き合い方が変わってきました。
今の時代だからこそ、この「聞く耳を育てる」わらべうたをたくさんの方に伝えたい。
そんな思いで、代表の石川道子と14人の仲間たちと、この協会を立ち上げました。

さて、冒頭の言葉に戻ります。「子ども読書の日」をなぜ出発の日にしたのか?
わらべうたをたっぷりうたってもらった子どもたちは、人の話すことばによく耳を傾け、
自分のことばで考え、人と人とはことばで通じ合えることを知っています。
そしてやがて、絵本を読んでもらうこと、自分で本を読むことが大好きな子どもに育って
いくと信じています。
「ことばの力」とそして珠玉のことばの塊である「本の力」
私たちは、ここに子どもたちの未来を託しています。やがて本の大好きな子どもたちに
育ってほしい。
4月23日にはそんな思いがこめられています。
まだまだ歩き始めの私たちですが、同じ思いを持っている全国の皆さまと繋がっていけたらと
願っています。
今年もたくさんの温かなエールを贈ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
来年は親子わらべうた協会はさらなる歩みを始めます。
どうぞ良きお年を! そして来年、たくさんの皆さまと繋がっていけることを心より願って
おります。 
                   親子わらべうた協会一同

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