ボランティアで行っている児童館でのエピソードです。
いつものように、広い部屋の定位置でわらべうたをやっていると
少し大きい子どもたちに交じって、参加してくれたのは、お父さんと2歳くらいの
”わらべちゃん”!!そうなんです!その女の子、私たちのトレードマークの
わらべちゃんにそっくりだったんです。(^^♪
大きい子どもたちに「あかちゃんあかちゃんなぜなくの」を両手の指を使って
教えながら一緒にうたっていると、お父さんはその”わらべちゃん”を
すっぽりおひざの中に入れて、うたってくれました。
”わらべちゃん”の耳元で優しくうたいながら、その子のはだしの足の指を
とんとん♪と触りながらうたうお父さん。
あかちゃん、あかちゃんなぜなくの?で足の小指をとんとんとん♪
ねえさん ミルクを飲んじゃった 薬指をとんとんとん♪
おとうさんのおひざにすっぽり収まって、お父さんの声をじっと聞きながら
とんとん♪される足を見つめる”わらべちゃん”。
こんな小さなひとこまひとこまが、きっと「幸せの記憶」となってその子の
心の奥深くにひたひたと溜まっていくのでしょう。
回りの皆まで、温かな幸せに包まれたわらべうたのひとときでした。(と)
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